AUTHOR ALARM / OBD BLOCK
OBDⅡ(On-boad Diagnostic Ⅱ)は、世界規格の車両自己診断機能で
車両の電子制御系統で異常があればECUがエラーとして保存しておき
警告灯だけでなく専用診断機で故障診断できるようにしているシステムです。
世界中のどの整備工場でも、どんな車でも診断機を接続できるよう
DLC(Data Link Coupler)と呼ばれる共通規格の16ピン台形コネクターが
2000年頃から国内外すべての車両で設置が義務付けられています。
DLCは主にステアリング下や足元付近にありますが、車種によっては
隠れていたり運転席側と助手席側にそれぞれ設置されています。
OBDⅡ診断コネクターからの不正アクセス?!
DLCはディーラー等での故障診断や各ECUのプログラミングでも使用され
当社でも診断機やコーディングソフトの接続で頻繁に使用していますが
簡単に言えば車両のデジタル系統への入り口として設置されているので
それなりの機器を使用してここから車両デジタル系統に不正アクセスすれば
エンジン始動やスマートキー複製/登録、走行距離の書き換えなども可能です。
特に以前から有名なのはイモビカッターやキープログラマーなどですが
トヨタ/レクサスなど一部メーカーは、2017年頃からその対策として
診断機以外でDLCから車両制御ができないよう対策されていますが
それもすべてプログラムで対策しているため、突破されれば
今後新たな手法が出てくる可能性も大いにあります!
OBD BLOCKで不正アクセスをシャットアウト‼
IGLAやKEYLESS BLOCK等で世界的に有名なAUTHOR ALARM社が
この不正アクセスを遮断するため開発したのが新商品OBD BLOCKです。
これはOBD診断コネクターからのCAN通信への侵入をシャットアウトし
不正なエンジン始動やプログラム書き換えを不可能にしてくれます!
OBD BLOCKが有効なときは診断機も接続できなくなります。
もちろん不用意なエラーは一切入りません。
※OBD接続でのレーダー探知機なども正常に動作しなくなります。
↑↑付属するこの専用アダプターを介して診断機を接続すれば
今まで通り故障診断機を正常に接続することができます。
車検などディーラーで診断機を接続するときはこれを持参すればOK。
当然オーナー様は日常生活では一切不便はありません。
もちろんアナログの簡易リレーで遮断しているわけではなく
AUTHOR得意のデジタル制御でOBDシステムを監視しています。
リレーアタックやCANインベーダー、コードグラバーだけでなく
いかなる手口からも車両を守る必要がある時代になってきているので
IGLAやGrgo等のインストール時のオプションとしておすすめです‼
◆重要◆
AUTHOR商品の取付には、自動車メーカーが車両の電子制御に採用する
CANなどの多重通信プロトコルに関する専門的なノウハウが必須です。
また、商品自体の仕組みやアルゴリズムなどを深く理解していないと
アフターフォローはもちろん、取付すら正常にできない場合もあります。
AUTHOR ALARM正規取扱店に載っていないショップは論外ですが
リストに載っているショップでも、取付実績が少ないorゼロだったり、
一部の車種にしか取付したことがないショップなども要注意です。
そういったショップに取付を依頼して、後でバッテリーが上がったり
夜中に車が動かなくなったり、という声も当社には寄せられています。
夜間なら取付店にも連絡がつかないのでレッカーするしかありませんし
当然ながら当社では他社取付車両に関しては一切対応いたしかねます。
国内流通して数年経ち、AUTHOR ALARMの知名度は上がってきましたが
自動車のデジタル制御やそれに付随するプログラムも日々進化しています。
はっきり言って、勉強していない人間が便乗できるほど簡単ではないです。
中途半端な知識のままAUTHORに手を出して、まともに動作させられず
正しく理解しないまま批評しているショップも実際に多々あります。
お客様目線だと、取付するショップ選びの基準は難しいとは思いますが
”確かなノウハウと実績を持つ正規取扱店”での取付を強くオススメします。
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